思考志向

『「無限の苦しみ」と「有限の限りなく大きな苦しみ」』という記事を読んでみてください。

2014-01-01から1年間の記事一覧

若者と高齢者の構造的な利益の不均衡

人間は現在の利益を最優先する傾向があります。また現在の利益よりは優先度は低いですが、将来もいずれ来る未来なので、当然将来の利益も考慮に入れることになります。将来の利益を得るために努力するよりも、今の利益を得るためにより努力します。そして、…

今の自分が過去の自分より正しいとは限らない

基本的に今の自分と過去の自分は連続性を持っていて、それぞれ同一人物です。これまで生まれてから今まで、自分は一人の人間として成長してきたました。今の自分と10秒後の自分は同じ一人の人間のはずです。名前が「けんた」なら、いつ何時でも自分は「け…

人は幸福を強く望んでいるようでそこまで望んでいないように思える

一般には、幸福というのは人間の究極の目的だと考えられています。どのような行為の目的も、さかのぼれば根本には幸福になりたいという欲求があるとされます。例えば、なぜ働くのかと言えば、お金を稼ぐためであり、なぜお金を稼ぐのかと言えば、生活に必要…

外国人を受け入れることによる戦争抑止力

他国からの武力攻撃を未然に防ぐためには、さまざまな方法があります。その中で最もよく知られている方法は、軍事力によって抑止するということでしょう。ある国が強力な軍事力を持っていると、他国がその国を攻撃すると報復として反撃されるから、攻撃でき…

自分とは比べ物にならないくらいはるかに賢い人がいるかもしれない

人と話したり、本やネットの記事を読んでいると、たまに「この人頭いいな」と思うことがあります。その人は、自分が思いつきもしなかったような奇抜な考えや、豊富な知識や経験に裏打ちされたような主張を持っています。私はそういう人をみると、世の中には…

今考え事をしている自分とは別の意識や感覚が、同じ身体に独立して存在しているかもしれない

これから言うことは、あくまで可能性として想定できるという話であって、現実にはあまり考えにくいことです。その大まかな結論は、タイトルの通りです。 人間の心の中に表れる感覚、意識などにはさまざまあります。例えば、「今日は傘がいるだろうか」と思考…

「無限の苦しみ」と「有限の限りなく大きな苦しみ」

まずはじめに、「無限の苦しみ」と「有限の限りなく大きな苦しみ」というものは、この世に存在するあらゆる社会問題(国際情勢、戦争、貧困、環境問題・・・)よりも重大な問題であると、個人的には思っている。感覚的には理解してもらえないかもしれないが…